我が家のねこさんが2024年現在食べているキャットフードについて
まとめました。
我が家のねこさんは2匹で、それぞれ膵炎・便秘・アレルギーと糖尿病・膵炎を発症しています。
ねこさんの食事内容について、参考になる点があると嬉しいです。
政宗の食事
なまえ:政宗(まさむね)
- 男の子
- 12歳
- 膵炎 (10歳~ )・・・・・・・・自宅で皮下点滴
- 便秘・・・・・・・・・・・・整腸剤(ビオバスター)を1日1回服薬
- アレルギー
- 馬尾症候群 (今のところ軽微)
政宗の食事内容
政宗は「膵炎」を主体的にフードを考えています。すなわち、低脂質であるという点です。ねこの膵炎は、人間や犬と違って脂質が良くないという確固たる根拠がない状況だそうです。我が家では、低脂質である方が膵炎の発症頻度が少ないと感じているために「低脂質」あるいは「高脂質ではない」フードであることが第一優先です。低脂質は15%以下とのことですが猫のフードとして少ないため、せめて18%程度までのフードを食べてもらっています。今食べているフードは、ドライフード2種とウェットフード1種です。
そして、次に大切なことは「便秘」です。政宗は野良ねこだった子猫時代に腰骨を打ってしまったらしく、肛門付近の腰骨が狭まっているそうです。そのため、うんちはトイレの縁に前脚をかけて踏ん張る形になります。そのため、力が入りにくく便秘になりやすい状況です。これらのことから、うんちが出やすくするため繊維が入っているドライフードを適量あげています。
さらに「アレルギー」のために、長く食べているドライフードを食べています。これは長く食べていて大きく悪い影響が無かったフードなのでお守り的な立ち位置かもしれません。
最後に膵炎で食欲が無くても食べられるようにウェットフードを食べています。膵炎になると、ドライフードを食べなくなってしまうので元気な時にアレルギーが出ないウェットフードを探しをしました。今は、お気に入りのウェットフードを見つけてそちらを食べています。
政宗の食事回数
政宗は膵炎が少し慢性化してきているため、食事を一気に食べることが難しい状況です。元々はかなりの食いしん坊なのですが、膵炎が慢性化してきたころからある程度で食べることをやめるようになってきました。
これらのことから、獣医さんと相談をして1日に複数回の食事回数としています。まず、1日のドライフード全量を朝・昼・晩の3等分に分けて小さなジップロックに入れています。そして、ウェットフードは小さなタッパーに4等分して冷蔵庫に入れておき、それを湯煎してあげています。
ここで重要なのは、1回の食事量のコントロールだと思っています。人間の日常生活は、仕事や家事と色々タスクがありますからねこさんの食事量をその都度で正確に覚えていることは難しいです。そのため、最初から朝・昼・晩など分けておくと良いと考えています。
これにより、膵炎の症状をある程度は抑えられているように感じています。また、自宅で点滴の際はその前後2時間は食事をあたえないようにしています。政宗は、ストレスで吐きやすいため点滴前後にごはんを食べてしまうと吐いてしまうリスクが上がるからです。そして、嘔吐は膵炎を悪化させる要因ともなり得るからです。この点も獣医さんから伺い、実践していることになります。
華の食事
なまえ:華(はな)
- 女の子
- 12歳
- 糖尿病 (10歳~ )・・・・・1週間に2回皮下点滴(内1回自宅、1回病院)
- 膵炎 (10歳~ )・・・・・・1日2回自宅にてインスリン注射(レベミル)
華の食事内容
華は「膵炎」と「糖尿病」を主体的にフードを考えています。特に膵炎に重きを置いています。なぜかというと膵炎が悪化するということは、血糖値が不安定化するということに繋がるからです。膵臓がインスリンを分泌する器官であるからですね。そのため、脂質が少なく、炭水化物も多くないフードが最も理想です。今食べているフードは、ドライフード1種とウェットフード1種です。
華は、食欲が旺盛なタイプではないこと、フードを食べなくなってしまうという特徴があります。特に後者はインスリンを打つねこさんにとってはちょっと厄介な点です。糖尿病を発症して約2年となりましたが、フードを半年に1回ほど変えて対応してきました。フードを変えるたびにインスリン量と血糖値を確認してきましたが、今は糖尿病用のどのフードでも大きく血糖値が変わることが無くなっています。身体がインスリンを打つことに慣れたのか、膵炎が落ち着いたからかは分からないですが、ここまで来るまでインスリン単位もたくさん変更してきました。
ドライフードは糖尿病用のフードに落ち着いています。また、ウェットフードはたくさん種類があるものを気に入ってくれているので飽きずにいてくれています。
華の食事回数
華に関しては、1日の食事回数は9回です。多いですね。糖尿病になった当初に低血糖になりにくいように少しずつ複数回フードを与えたこと、1回の食事量が元々少なかったことからこの回数となっています。現在は、時間設定をしていてその際に家にいる家族が入れ替わり立ち代わりごはんをあげてくれています。
9回の食事の内訳ですが、ドライフードのみが3回、ドライフード+ウェットフードが4回、ウェットフードのみが2回です。ウェットフードのみの2回は、インスリン注射の1日2回時です。ウェットフードに集中している内に注射をしよう、ということです。
最初はウェットフードはインスリン時の2回のみでしたが、ドライフードのみでは食べない時が増えてきたので最近4回ほどドライフード+ウェットフードの食事を設定してみました。ドライ+ウェットの食事の時は、ドライフードから先にあげて食べ終わらないとウェットをあげません。そのため、ウェット大好きな華は、ドライフードのみの食事でもせっせとごはんを食べてくれるようになりました。決して騙しているわけではありません…。